ハウツーガイド
ボイスメモをスマホ以外の場所に保存する方法

ボイスメモは、あまり深く考えずにスマートフォンの中に溜まっていくものです。散歩中に思いついたアイデア、車内で吹き込んだリマインダー、子どもの初めての歌、大家さんからの給湯器に関する指示、学校のプロジェクトのためのインタビューなど。その大半は、録音日やたまたま居合わせた通りの名前がついたまま録音アプリの中に残り、その端末の中にしか存在しません。
このガイドでは、スマートフォンからボイスメモを取り出す一般的な方法、それぞれの方法における見落としがちなデメリット、そして録音データをあらゆる端末で保持し、話した内容から検索できるようにFabricへ移行する方法について解説します。
スマートフォンからボイスメモを取り出す一般的な方法
最初に思いつくのは、標準の録音アプリによる同期機能です。iPhoneの場合、ボイスメモはiCloud経由でMacやiPadと同期できます。Androidの録音アプリは、端末メーカーのクラウドやGoogleにバックアップされることがよくあります。これによりコピーは保持されますが、録音データは1つの企業のアプリ内に留まったままであり、特定のデータを見つけるには結局最初から最後まで聞き直す必要があります。
1つのメモだけを取り出したい場合、録音データを自分宛てにメールやメッセージで送信するのがよくある回避策です。今すぐノートパソコンにファイルが必要な場合には便利です。しかし時間が経つにつれ、メモは送信済みメールやチャットのスレッドにあちこち散らばり、決まった保存場所がなくなってしまいます。
GoogleドライブやDropboxなどの一般的なクラウドストレージに録音データをアップロードする人もいます。音声はバックアップされ、別の場所からもアクセスできるようになります。しかし、クラウド側では単なるファイルとして扱われるため、話した内容で検索しても何もヒットせず、「新規録音 47」といった名前のメモでは中身を判断する手がかりがほとんどありません。
ステップ1:既存のメモをFabricに送信する
モバイル版ダウンロードページから、iOSまたはAndroid用のFabricアプリをインストールします。録音アプリでメモを開き、「共有」をタップしてFabricを選択します。録音データがFabricライブラリに追加され、送信時に話者や内容についてのコメントやタグを追加できます。
メモがすでにパソコンにある場合は、Fabricにドラッグするか、貼り付けるか、「ファイルをアップロード」をクリックします。アップロード機能は大量のファイルを一度に処理できるため、古い録音が入ったフォルダを一括で追加できます。Fabricは、MP3、WAV、M4Aなどの一般的な音声フォーマットに対応しています。
また、モバイルアプリはスマートフォンの「ファイル」セクションから同期することも可能です。録音データをそこに保存しておけば、その場所に保存されたすべてのデータが自動的にFabricと同期されます。
ステップ2:文字起こしを行う
メモがFabricに入ると、文字起こしができるようになります。文字起こしテキストによって録音内の言葉で検索できるようになり、名前や専門用語の聞き取り間違いがあっても編集が可能です。なお、文字起こし機能には有料プランが必要です。
文字起こしがあれば、タイトルのない録音データのライブラリが、ざっと目を通したり引用したり検索したりできるテキストに変わります。元の音声もそのまま残るため、メモ自体の再生もいつでも可能です。
ステップ3:新しいボイスノートを直接Fabricに録音する
新しく録音する場合は、スマートフォンの録音アプリを使わなくても大丈夫です。スマートフォン、デスクトップアプリ、ウェブ版のいずれのFabricアプリからでも、手動でボイスノートを開始して話しかけるだけです。録音を停止すると、Fabricが録音内容からまとめを作成します。AIボイスノートは、自宅での壁打ち、移動中のアイデア出し、対面での会話などに最適です。録音と文字起こしには有料プランが必要です。
話し始める前に要点をいくつかメモしておくと、Fabricは録音内容とそれらのメモを組み合わせてまとめを作成します。その活用習慣については、声でアイデアを記録してノートに変える方法で詳しく解説しています。
ステップ4:話した内容からメモを検索する
Cmd+F(Mac)/ Ctrl+F(Windows)を押すか、モバイルで「検索」をタップして、記憶にある内容を入力します。検索は文字起こしされた音声を対象とし、意味とキーワードの両方で一致を検出するため、「庭の小屋のオフィスに関するアイデア」と入力するだけで、異なる言葉遣いで話したメモも見つけることができます。検索結果をクリックすると、該当のタイムスタンプへ直接移動します。
より大きな質問がある場合は、AIアシスタントに尋ねてみてください。メモを1つのフォルダにまとめ、それを開いて「3月に記録した本に関する主なアイデアは何だった?」のように質問します。回答にはタイムスタンプ付きで該当の録音データが引用され、クリックして元の音声を聞くことができます。
Fabricは各アイテムの要約を作成し、含まれるトピックを抽出するため、整理したい場合はスマートコレクションを使って類似したメモをグループ化できます。フォルダやタグも用意されていますが、検索を利用する上でこれらを必ずしも設定する必要はありません。
ステップ5:スマートフォンの空き容量を増やす
録音データがFabricに保存され、再生できることを確認したら、スマートフォンの録音アプリから削除してストレージの空き容量を回復できます。ライブラリはウェブ版、Mac・Windows・Linux対応のデスクトップアプリ、iOS・Androidアプリのすべてで共通であるため、どの端末からでもメモにアクセスできます。
メモを実際のアクションに繋げたい場合は、ボイスノートをToDoリストに変える方法で、録音内容からタスクを抽出する方法を紹介しています。
よくある質問
iPhoneからボイスメモを取り出すにはどうすればよいですか?
ボイスメモアプリでメモを開き、「共有」をタップしてFabricを選択します。メモごとにこれを繰り返すか、すでにパソコンに同期されている場合はパソコンからまとめてアップロードします。
Androidスマートフォンから音声録音をバックアップするにはどうすればよいですか?
各録音データをFabricアプリに共有するか、スマートフォンの「ファイル」セクションに録音を保存してFabricアプリにその場所を自動同期させます。
Fabricでボイスメモの文字起こしはできますか?
はい。FabricはM4A、MP3、WAVファイルなどのアップロードされた音声を文字起こしできます。文字起こしには有料プランが必要です。
ボイスメモの中身を検索することはできますか?
はい、文字起こしが完了していれば可能です。検索は文字起こしテキストを対象とし、その言葉が話されたタイムスタンプへ直接移動できます。
Fabricに直接ボイスノートを録音できますか?
はい。任意のFabricアプリでボイスノートを開始すると、停止時にFabricが録音内容のまとめを作成します。これには有料プランが必要です。
パソコンでメモを聴くことはできますか?
はい。録音データは、スマートフォンだけでなく、ウェブ版やデスクトップアプリのFabricライブラリにも保存されています。
Fabricに保存した後、スマートフォンからボイスメモを削除しても大丈夫ですか?
はい、Fabricでメモを開き、正常に再生できることを確認した後は削除して問題ありません。新しい運用に慣れるまでの1〜2週間は、直近のメモを数件スマートフォンに残しておくのが安全な備えとして賢明です。
ボイスメモの文字起こしテキストを編集できますか?
はい。単語や名前に間違いがある場合、Fabric上の文字起こしテキストを編集できます。
無料プランでもFabricにボイスメモを保存できますか?
無料プランでも音声ファイルをアップロードできますが、ストレージ容量とファイルサイズに上限があります。文字起こしやボイスノートの録音には有料プランが必要です。詳細は料金プランをご確認ください。